旅先でのお水の話です。実は、水道水を飲める国は世界に15か国しかありません。日本の感覚だと、意外な少なさですよね。
水道の水を安全なものにして提供するということを徹底して、インフラを整備するよりも、安全な水をペットボトルなどの容器に入れて販売したほうが、コストがかからないと言われています。
そのため、水道自体はどの家にもあっても、浄水レベルが低いので安全ではないという国が多いのです。
また、国によっては、井戸水を毎回汲んで飲んでいたりと水道自体が通っていないという理由もあります。
他にも、浄水レベルも問題はないが、日本人が飲むと危険だからという理由もあるそうです。
水道水を飲めない国ではどうしたら良いのか?
水道水を安全に飲めない国では、やはりミネラルウォーターもしくは、水道水をきちんとろ過し消毒した綺麗な水を購入することがおすすめです。ただし、中にはこのような販売されている水ですら安全ではない国もあるそうなので、発展途上国などちょっと水事情が心配な国を訪れる際は、しっかりと下調べしておいたほうがよさそうです。
もしくは、できる環境があったり、そのような器具を持っているのなら、自分でろ過して消毒するのが良いでしょう。
ただし、綺麗な水は国によって値段にかなり差があります。安く購入できる国の代表としてはタイです。タイはスーパーで500mlのペットボトルの水を20円で販売しています。
一方、高いのはオーストラリアで500mlのペットボトルの水がスーパーで300円程度で販売されているそうです。この値段、コーラよりも高いそうですよ。
水道水を飲んだことでお腹を下してしまったり、調子が悪くなってしまったら、せっかくの旅も満喫できません。日頃安全な水ばかりを飲んでいる日本人は他の国の人よりも、体調を崩しやすいかもしれません。