地下水採取の申請・届出について(埼玉県)

埼玉県の井戸の設置や取水に関する申請・届け出について、ご案内します。

埼玉県生活環境保全条例(第85~103条)による規制

概要について、地下水採取規制パンフレット(PDF:646KB)Open this document with ReadSpeaker docReaderにも記されているので、御活用ください。

概要

対象地域 規制内容 許可・届出基準

第1種指定地域

揚水機の吐出口の断面積の合計が6cm2を超える(PDF:17KB)Open this document with ReadSpeaker docReader場合は、知事の許可が必要 1 ストレーナーの位置は650m以深

2 揚水機の吐出口の断面積の合計は21cm2以下

揚水機の吐出口の断面積の合計が6cm2以下(PDF:14KB)Open this document with ReadSpeaker docReaderの場合は、知事に届出が必要 1 モーターの定格出力は2.2Kw以下

2 地下水の採取量は最大50m3/日以下

第2種指定地域

揚水機の吐出口の断面積の合計が6cm2を超える(PDF:12KB)Open this document with ReadSpeaker docReader場合は、知事に届出が必要 揚水機の吐出口の断面積の合計は21cm2以下

※ ただし、次の揚水施設の利用者は除かれます。
(1)揚水機の吐出口の断面積の合計が6cm2以下の家庭用の揚水施設
(2)農業用(かんがい用に限る。)でストレーナーの位置が30mより浅い揚水施設
(3)法令で規制されているもの(工業用水法、ビル用水法、温泉法等)

※ 非常災害用等公益上の目的、農業用及び水産養殖業用には、特例があります。

※ さいたま市内は「さいたま市生活環境の保全に関する条例」が適用されます。

条例様式

リンク「水施設に関する各種様式」をご覧ください。

工業用水法、ビル用水法による規制

法令 規制される用途 規制内容 許可基準
工業用水法 工業用水(※1) 左の用途に井戸からくみ上げた地下水を使用する場合は、知事の許可が必要

ただし、揚水機の吐出口の断面積の合計(※2)が6cm2以下の場合は除かれ、条例による規制の対象となります。

ストレーナーの位置は、650m以深(PDF:12KB)Open this document with ReadSpeaker docReader(※3)

2 揚水機の吐出口の断面積の合計は21cm2以下

ビル用水法(※4) 建築物用水(※5)

※1 製造業、電気供給業、ガス供給業、熱供給業に用いるもの
※2 1事業所・工場内の揚水機の合計
※3 工業用水法について、川口市、蕨市、戸田市の東北本線西側は550m以深
※4 建築物用地下水の採取の規制に関する法律
※5 冷房用設備、水洗便所、自動車車庫に設けられた洗車設備、浴室面積合計150平方メートルを超える公衆浴場に用いるもの

井戸があれば経費が安くなる。

水道水の節約が大幅なコストカットにつながる事業者さま井戸ボーリングされる例が増えています。

工業用水・事業用水として大量の水をご利用になられる場合、井戸水の利用は費用対効果の点でも優れております。

お客様の中には、1号井の掘削後、2号井、3号井と増やされる方もいらっしゃいます。(バックアップの用途も含みます)

必要水量の確保、安定した運用をお望みのお客様は、当社へ是非ご相談ください。

井戸水の用途・活用事例(営業用水)

  • 工場での冷却水
  • 運送会社やガソリンスタンドの洗車用水
  • 石材店のグラインダーの冷却水
  • 食品製造
  • 理容・美容院など

この他コストカットの分野では、井戸水を屋根に散水し、広大な施設の空調にかかる電力コストを抑制しようという試みが行われ、注目を集めています。

経費の捻出も大変なのですが、長期的視野で検討されるのはいかがでしょうか。

工業用井戸は3~5年のメンテが長持ち・低コスト運用の秘訣

井戸をメンテナンスする意味は、早い段階で井戸の不具合に対応したり、清掃で良好な状態を維持することで、大きな故障や恒常的な性能低下を防ぎ、結果的に井戸の維持コストを安く抑えるためです。

井戸のメンテナンス方法

井戸のメンテナンス方法は大きく分類すると以下の5項目があげられます。これらを適切な時期に行うことで井戸の健康な状態が維持できます。

1. ブラッシング洗浄(煙突掃除のように円形のブラシで井戸のパイプ内部を研磨・清掃してゆく)

2.薬品洗浄(井戸パイプの内面保護等)

3.井戸底にたまった砂、ヘドロの除去を行う浚渫(しゅんせつ)工事

4.地下水をくみ上げる水中ポンプの修理・交換

5.揚水試験による井戸能力変化の確認

メンテナンスの理想的な周期は3年から5年の間に1度行う事が、長く安定して井戸をご使用いただく目安です。このメンテナンスにより、比較的早く井戸の異常を発見することが可能となります。

問題点の早期発見が肝心

たとえば、目詰まりが酷くなる前に発見できれば、比較的低コストで改善できますし、ポンプを長持ちさせることにつながります。井戸がつぶれてからでは遅い(修理費用が大きくなる)ですし、商用利用な場合多額な損害に繋がりかねませんので、ぜひとも早めの点検をおすすめします。

当社はポンプの修理・流通にも長けているため、総合的な判断から低コストでのメンテナンスをご提案できます。一度ご相談ください。

使っていない井戸の処置

古い井戸を放置知ているのをどうしたらいいか、よくお問い合わせを頂きます。

再利用する方もいらっしゃいますし、開口部が大きなものは、危険防止のために埋め戻しということもあります。

井戸の埋め戻しとは、使われていない古い井戸を埋め、更地にすることです。

井戸は空気の通り道を残した上で、埋め戻しをします。

ただ埋めてしまうと、古来「縁起が悪く、禍が起きる」と言われているのですが、自然環境や地磁気など、科学的に解明しきれていない理由で「よくない」ともされます。

新しく取得した土地を心おきなく利用し、良い暮らしや仕事を実現するためにも、井戸や土地に敬意を払い、正しい処置を行いましょう。

当社でも施工を承っておりますので、ご予算他、お気軽にお問い合わせください。

(辞書より)
建物の解体工事の場合、業者が引き受けてくれる場合が多いが、埋め戻し作業はただ単に砂などを入れて埋めてしまうわけではなく、ゴミなど様々なものが入っていることが多いので、内部を掃除し、お祓いをしてから、筒状にした竹や塩化ビニールのパイプを入れ、下の方から順にフチの土管を割って取り除き、砂を入れていく。

以前は解体で出たガラを井戸に投棄し埋めるというようなことも頻繁にあったが、現在では不法投棄として禁止されている。このような埋戻しをすると雨水が直接下水に流れ込みやすく、近隣の井戸の水質に影響が出てしまう。

違法な工事が行われた場合、もう一度掘り返して埋め戻すため莫大な費用を請求されてしまう可能性や近隣の井戸を汚染し人体に影響が出てしまう可能性があり、適正な処理を行ってくれる業者かどうか、しっかり確認する必要がある。

また新築の場合、井戸の跡地は地盤沈下が心配されるが、適切に処理されている場合はほとんど心配はいらないが、埋め戻しではなくフタをしてあるだけで隠れている場合などもあるので、しっかり建築前の調査・地盤検査をすることが大切である。

井戸で経費節約ができます。

水道水の節約は大幅なコストカットにつながるため、井戸ボーリングをご要望いただく事業者さまが増えています。

工業用水・事業用水として大量の水をご利用になられる場合、井戸水の利用は費用対効果の点でも優れております。

お客様の中には、1号井の掘削後、2号井、3号井と増やされる方もいらっしゃいます。(バックアップの用途も含みます)

必要水量の確保、安定した運用をお望みのお客様は、当社へ是非ご相談ください。

 

井戸水の用途・活用事例(営業用水)

・工場での冷却水

・運送会社やガソリンスタンドの洗車用水

・石材店のグラインダーの冷却水

・食品製造

・理容・美容院など

この他コストカットの分野では、井戸水を屋根に散水し、広大な施設の空調にかかる電力コストを抑制しようという試みが行われ、注目を集めています。

埼玉県の防災井戸

埼玉に防災井戸と呼べるものがどの位あるか検索しました。

県内市町村における設置状況(平成30年1月調べ)

■防災井戸 2079本

市町村整備・管理による防災井戸 220本
災害時協力井戸* 1859本

*個人や企業等が所有する井戸を事前に登録し、災害時に井戸水を生活用水として無償で近隣住民等に提供することを目的とした制度。

だそうです。これでどの位まかなえるのか、想像もつかないですが、お宅にもおひとついかがですか?災害時だけでなく、日常色々と役立ちますよ。

詳しくはこちら

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0402/119/20180222.html

古い井戸を埋める

井戸の埋め戻し:使われていない古い井戸を埋め、更地にすることです。

ただ埋めてしまうと、古来「縁起が悪く、禍が起きる」と言われているのですが、自然環境や地磁気など、科学的に解明しきれていない理由で「よくない」ともされます。

新しく取得した土地を心おきなく利用し、良い暮らしや仕事を実現するためにも、井戸や土地に敬意を払い、正しい処置を行いましょう。

当社でも施工を承っておりますので、ご予算他、お気軽にお問い合わせください。

(辞書より)
建物の解体工事の場合、業者が引き受けてくれる場合が多いが、埋め戻し作業はただ単に砂などを入れて埋めてしまうわけではなく、ゴミなど様々なものが入っていることが多いので、内部を掃除し、お祓いをしてから、筒状にした竹や塩化ビニールのパイプを入れ、下の方から順にフチの土管を割って取り除き、砂を入れていく。

以前は解体で出たガラを井戸に投棄し埋めるというようなことも頻繁にあったが、現在では不法投棄として禁止されている。このような埋戻しをすると雨水が直接下水に流れ込みやすく、近隣の井戸の水質に影響が出てしまう。違法な工事が行われた場合、もう一度掘り返して埋め戻すため莫大な費用を請求されてしまう可能性や近隣の井戸を汚染し人体に影響が出てしまう可能性があり、適正な処理を行ってくれる業者かどうか、しっかり確認する必要がある。

また新築の場合、井戸の跡地は地盤沈下が心配されるが、適切に処理されている場合はほとんど心配はいらないが、埋め戻しではなくフタをしてあるだけで隠れている場合などもあるので、しっかり建築前の調査・地盤検査をすることが大切である。

井戸に宿る精霊

こんな考え方があります。

井戸や池には精霊が宿るケースが多々あります。

人間と同じで気にしない精霊、埋められたら仕方ないとあきらめる精霊等いろいろです。

問題は「俺の居場所だ」とその地にこだわっている精霊の場合は、怒って地上に住む人間に分からせるための行動を起こします。

その場合は、対象を家長から始めて順に家長が大事に思っている人間に分かってもらえるまで訴え続けます。

訴えの程度は千差万別、事故・病気・不調など人間生活への障壁です。

使っていない古い井戸は、そこに水脈がある証拠なので、正しい処置=再利用にせよ、埋め戻しにせよ、専門家の私たちにご相談ください。

工業用井戸は3年~5年でメンテを!

井戸をメンテナンスする意味は、早い段階で井戸の不具合に対応したり、清掃で良好な状態を維持することで、大きな故障や恒常的な性能低下を防ぎ、結果的に井戸の維持コストを安く抑えるためです。

井戸のメンテナンス方法は大きく分類すると以下の5項目があげられます。これらを適切な時期に行うことで井戸の健康な状態が維持できます。

1. ブラッシング洗浄(煙突掃除のように円形のブラシで井戸のパイプ内部を研磨・清掃してゆく)

2.薬品洗浄(井戸パイプの内面保護等)

3.井戸底にたまった砂、ヘドロの除去を行う浚渫(しゅんせつ)工事

4.地下水をくみ上げる水中ポンプの修理・交換

5.揚水試験による井戸能力変化の確認

メンテナンスの理想的な周期は3年から5年の間に1度行う事が、長く安定して井戸をご使用いただく目安です。このメンテナンスにより、比較的早く井戸の異常を発見することが可能となります。

たとえば、目詰まりが酷くなる前に発見できれば、比較的低コストで改善できますし、ポンプを長持ちさせることにつながります。井戸がつぶれてからでは遅い(修理費用が大きくなる)ですし、商用利用な場合多額な損害に繋がりかねませんので、ぜひとも早めの点検をおすすめします。

当社はポンプの修理・流通にも長けているため、総合的な判断から低コストでのメンテナンスをご提案できます。一度ご相談ください。

地下水採取について(埼玉県)

地下水を過剰に汲み上げると、地盤沈下が起こります。しかも、一旦沈下した地盤は、再び元には戻りません。

私たちの大切な郷土を地盤沈下から守るため、法律及び条例により地下水の採取を規制しています。

地盤沈下メカニズム

上図の拡大表示(JPG:973KB)

どのような被害が生じるのですか。

揚水施設を設置する場所と、その用途の違いにより、適用される法令が異なります。

まず、下図で井戸を設置する場所に適用される法令を確認してください。

地下水規制図

上図の拡大表示(JPG:167KB)