以下そのメリットを簡単に。
やはりたくさんの水がタダで使える!ということがメリットです。
ただし、下水道完備のおうちの場合、設置後に水道の管理会社への連絡なしに、使用した水を大量に直接下水道に流す(例えば、洗濯、風呂に利用する)と基本的にはルール違反(上水道の利用料に応じて、下水道の利用料が請求されているため)です。
なので、下水道に井戸水を流す場合は、ご利用の各水道局等にご確認くださいね。家庭菜園用に使うのであれば、その水は地面に浸透するので、問題ありません。また、下水が浸透式であったり浄化槽から側溝放流などの場合も、問題ありません。
次に、防災の観点でメリットがあります。上下水道は地震等により供給がストップすることがありますが、自宅の井戸であればいつでも使えます。飲料として使えるかどうかはともかく、最低トイレ用の水として確保できるのはありがたいですね。
ただ、地震の規模によっては、なかの管が破壊して砂がでてきたりして使えない…こともあるようです。なので、過信は禁物ですね。
通常の水道は腐敗を防ぐために、塩素が少量入っています。いきものたちと一緒にくらすために上水道を使う場合は、一度ペットボトルにいれておいておいたり、カルキ抜きをする必要があります。
…が、井戸水はそのような成分は含まれていないので、必要なときにいつでもすぐに、水を使えることがメリットですね~。
逆に塩素が含まれていない分腐りやすいなどの性質も頭に入れておいてください。
井戸水は常に温度が安定しています。15~20℃くらいですね。真夏でもかなり冷えた水がすぐにでてくるし、逆に冬は水道水よりちょっと暖かめの水がでてきます。
この性質を利用して、夏場にエアコンの室外機と接続してうまくやると、その電気代が削減できるのだとか。へぇ~!時間ができたらDIYしていきたいですね~。
その他、子どもの水遊び用、植物用、洗車、池の水、洗濯、お風呂などの生活用水として使うことができます。
もし飲料水としての使用を検討している場合は水質検査が必要となります。飲用に適さない理由は様々にあり、ろ過、煮沸、塩素添付などでは不可能な場合もたくさんありますので、まずは自治体の水質検査を行ってください。