井戸掘りの種類と費用

個人で利用する井戸には、どのような種類の井戸があるのでしょうか? 井戸掘りのポイントは、それぞれの井戸にどのような特徴があり、どれぐらいの費用がかかるのかを知り、その中から目的に合った井戸を見つける必要があります。 井戸の種類についてお話しします。

※当社は業務用の施工やメンテナンスが中心なので、打ち込み井戸・打ち抜き井戸はなどは施工していません。

掘りぬき井戸
普通、井戸といえばこのタイプをイメージすると思います。 ロープをつけたバケツをこの井戸の中に投げ入れて、井戸の底に溜まっている水をくみ上げるというような使い方で、時代劇やオバケ屋敷なんかによく登場していますね。

2尺(内径約60センチ)と呼ばれるサイズが最も多く、深さは6メ-トル前後が一般的ですが、土質によっては15メ-トル程度まで掘削できます。 一般に掘削場所を選ばず、水のでる量が少なくても掘削深さ・井戸の筒口径を調整することにより、希望の水量を確保できるのが特徴。 施工方法は各種ありますが、いずれもやぐらを建て、ウインチを使って、人力で掘っていきます。

費用は約100万円(直径90cm、6メートルの深さ)で、日数は約4~5日。

打ち込み井戸
打ち込み井戸は、先端に小さな穴が開いた細い鉄管をハンマーなどで地面に打ち込むだけの簡易的な井戸です。不圧地下水を取水できる最も経済的で簡単な方法と言われています。

近年では水洗トイレや大型浴槽、全自動洗濯機の普及で一軒当たりの水の使用量が増えたため、この工法では揚水量が不足するおそれが非常に大きく、現在はあまり施工されなくなってきました。

費用は約20万円(諸経費抜き)で、1~2日。

打ち抜き井戸
打抜き井戸は、約10cm程度の穴を掘りパイプを入れることでその周囲の水を引き込んで、そこに溜まった水をくみ上げるもの。 DIYで出来るほど施工性は良いのですが、水量としては、

「打ち込み井戸」 < 「打ち抜き井戸」 < 「掘りぬき井戸」

という順序になります。 水量が豊富なわけではありませんが、鞘管(さやかん)と呼ばれる井戸に埋め込むパイプの大きくしたり、地中端部に細かな穴をあけたり、井戸を密閉し負圧で井戸水を吸い出すといった工夫をすることで水量を改善することができる場合もあります。

費用は約20万円で、日数は1~2日程度。

これらを基本として、様々なケースが考えられますので、
当社は商工業用の深井戸が専門ですが、ぜひお気軽にお問い合わせください。

埼玉県~関東一円の井戸・ポンプの事なら
マツムラ工業 090-7708-0092

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