ご家庭に防災井戸

起こってほしくない「いざ」というとき、自宅に水源があり、ご近所に分けてもあげられたら、素晴らしい事ですね。

実は、関東一帯では、ほとんどの場所で井度を掘る事が可能で、お庭には3畳分くらいのスペースで作業OKです。また、水を通すパイプが2.5cm以内であれば、基本的には許可申請不要なので、手続きも必要ありません。

作業の流れは、

1、掘削場所の地下に水道配管などがないかを確認

2、掘削機を利用して地下水があると思われるところまで掘り進める

3、洗浄作業で底を掃除する

4、井戸枠となる100mmのケーシングを差し込む

5、周りを砂利で埋めてケーシングの中の砂や泥水を掃除する

6、汲み上げ用のパイプを入れ、電動ポンプを設置して完成

完成した井戸は、防災だけでなく子どもの水遊び用、植物用、洗車、池の水、トイレ、洗濯、お風呂など生活用水として使うことが可能。もし飲料水としての使用を検討している場合は、各地方自治体が定めた水質検査は必要となります。

ではどれくらいの金額がかかるのでしょうか?

25万~100万円以上+深さによる追加料金が一般的ですが、あと掛かる費用は井戸ポンプの電気代。ご家庭で毎日2時間ほど井戸水を使ってもその電気代は月に800~1000円程度が多いようです。

災害時の緊急用としては、停電時に強いのは手押しタイプですが、ポンプ・手押し兼用という選択肢もあります。

自治体も下記リンクページのような形で住民の方にも協力を求めながら災害時の水源確保を行っているのです。(井戸による災害時の生活用水の確保=東京都新宿区)

http://www.city.shinjuku.lg.jp/anzen/kikikanri01_002123.html

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